不安障害とは
不安障害は、日常で感じる不安を大きく超えた強い不安・恐怖・身体症状が続き、生活に支障が出る病気です。パニック症、社交不安症、全般性不安障害などが含まれます。「心臓が悪いのでは」「呼吸ができない」と思うほど強い動悸や息苦しさを感じることもあり、患者さん本人にとっては極めてつらい状態です。
主な症状と原因
主な症状
- 突発的な動悸・息苦しさ・めまい
- 強い不安感、焦り
- 「また起こるかもしれない」という予期不安
- 人前での極度の緊張
- 考えが止まらず眠れない
- 外出や電車が怖い
原因
- ストレスや環境変化
- 生まれ持つ不安傾向
- 睡眠不足
- 脳の不安回路の過活動
- 過去の体験
さまざまな要因が重なって症状が生じます。
診断と治療
診断では、不安が起きる状況、身体の変化、生活への影響を丁寧に伺います。必要に応じて心電図や血液検査を行い、身体疾患を除外します。
治療は「薬物療法」と「心理的アプローチ」を組み合わせます。抗不安薬や抗うつ薬は効果が高い一方、副作用や依存の観点から慎重に調整します。
心理的アプローチでは、呼吸法・リラクセーション・認知行動療法的手法を用いて、不安に振り回されにくい思考の癖を整えます。
適切なケアを続けることで、多くの方が元の生活を取り戻しています。